おまえのあき地を荒らす草の線、わたしを通せんぼする 雨の線とがいり交じる点に立つ まるい地蔵 あれは見えていいはずのない、埋められたことへの怒り 匂いたつ吐息そのものよ川のお父のシャベルもつ手がふうじこめたもの 掘り起こされた具合を踏みかためて…
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